極めれば圧倒的武器になるセットオフェンス!

戦術

戦術シリーズ第3段!
今回はセットオフェンスについて。

セカンドガードからポイントガードにコンバートした場合、チームで動き方が決まっているセットオフェンスをする機会があれば非常にチャンスです。

  • セットオフェンスとは?
  • セットオフェンスはどうすれば成功する?
  • セットオフェンス時にポイントガードがするべきことは?

など、ポイントガードを始めたばかりの選手の疑問にお答えします。

私は、高校2年生のときにチームでセットプレーに取り組み、かなり熟練度を高められていましたので、その経験から記事を書いています。

今回は、ポイントガード以外の方にも知ってもらいたい内容です。

攻撃の鍵、セットオフェンスの極意!成功するための基本から応用まで解説

セットオフェンスは、予めチームで動き方をパターン化しているオフェンスです。
様々なセットオフェンスが知られていますが、どれもオフェンスを効果的にできるように設計されたものなので、極めることができれば、強力な武器になります

まず、ポイントガードがナンバーをコールをすることで、他のメンバーが決められた各ポジションにたち、そこからオフェンスを始めます。

いろいろなパターンがあるセットオフェンスですが、今回はなにかひとつのセットプレーについてではなく、セットプレー全体に共通する内容について私の経験を元に説明をします。

効果的なのは1回きりでは?

セットプレーって1回は通用するけれど、2回目以降はディフェンス側もオフェンスがどういうプレーをするかわかるので、対策されてしまうのでは?また有名なセットオフェンスでは相手も動きがわかっていて通用しないのでは?と思っていないでしょうか?

そんなことはありません。セットオフェンスは非常によく考えて設計されているので、熟練度を高めることができれば、分かっていても止めることができないオフェンスになります。

私が考える熟練度はつぎのようなレベル分けができます

Lv.0:動きを完全に覚えていない。

Lv.1:セットオフェンスの動きは覚えた。

Lv.2:決められた.動きの中でシュートや1対1を適切なタイミングで行える。

Lv.3:ディフェンスの対応に対して、表、裏を正確に判断して攻撃ができる。

セットプレーが上手く行かない場合は、Lv.1レベルに留まっているのではないかと推測できます。

私の高校時代は熟練度Lv.3に達していたので、すべてのオフェンスをセットオフェンスで県大会を優勝することができました。

それぞれのレベルについての説明とつぎのレベルに達するための練習方法についてお答えしていきます。

気になるセットプレーの練習方法!

まずはLv.0→Lv.1

これは、セットプレー全体の動きを動画などで理解をした上で、スロースピードで、間違わずに動けるように繰り返し練習をします。

覚えが良い選手だったらすぐに覚えられると思いますが、人間の記憶メカニズムから考えると、少ない時間でも良いので、毎日繰り返すことが良い練習方法だと思います。

チームメイト全員が全く間違わずに動けるようになれば、Lv.1に到達していると考えて良いです。

まずは、このLv.1までチーム全員が到達することがセットオフェンスを成功させるための最低限になります。

ただ動きを覚えているだけでは、効果的なオフェンスができるわけではなく、ここからさらにLv.2、Lv.3に到達することで、強力なオフェンスができるようになります。

勝利を導く最強の武器!極めることで力を発揮するセットオフェンスの戦略

チーム全員で間違うこともなく、タイミングもあわせて動けるようになったら、つぎのステージを目指してさらに練習をします。

さらに熟練度を増すためには、この段階からどのタイミングでシュートをうったり、オフェンスを仕掛けるのかをしっかりとイメージして置けるとよいです。

当たり前じゃない?

というのも私の経験から、セットオフェンスの動きを忠実に行おうとすればするほど、シュートやアタックする意識がどうしても薄くなるからです。

セットオフェンスにはシュートやアタックをするタイミングも複数設計されていることが多いので、そこをしっかりと意識して練習できるとなお良いです。

決められた動きをしてパスを回すけれど、シュートを適切にうてないというのは、セットプレーを練習している中で必ず通る道です。

セットプレーの動きは完璧に覚えたけれど・・・

私の場合も1つのセットプレーに慣れてくると、動き方は完全にマスターして間違うこともなくなったのですが、攻めどころが完全になくなって、ただパスを回す練習になった時期があります。

これを脱却するためには、動き方は身体に任せて、どこかチャンスがないかを気にしながら動くと良いです。練習では少し無理めなタイミングでも攻めてみて、その結果からフィードバックしても良いと思います。

最高レベルは?

最後のLv.3では、相手ディフェンスが対応できないレベルに到達することが目標です。それぞれのセットオフェンスでは、ディフェンスの動きに対して、逆をとる動きも必ず入っています。

ですので、最初に表のパターンで動いてオフェンスが上手く言った場合、すぐに対応できなくても繰り返しているとディフェンスは先読みをしてきます。そうなっと時がさらに狙い目で今度は裏のパターンをすることで、セットオフェンスがかっちりハマります。

とくにチーム練習でオフェンス・ディフェンスに分かれてやっているとディフェンス側もすべての動きのパターンを理解して先読みできるので、裏のパターンもできないとほとんど攻められなくなります。

このレベルのディフェンス相手にも、表、裏どちらもできるようになれば、セットオフェンスから得点できるようになります。

Lv.1レベルにとどまらず、このlv.3まで到達できれば、試合で強力な武器になりますので、「セットオフェンスに取り組んだものの上手く使えないなー」と思っていたとしたら、そこで取り組みをやめずにLv.2、Lv.3があると理解をして、そのレベルを目指してしっかりと継続してほしいです。

熟練度を高めると強力な武器に!

私の場合は高2の新人戦などは全試合、ほぼセットオフェンスを使い分けて優勝することができました。

それも複雑なセットオフェンスをいくつもやっていたわけではなく、マンツーマンの場合に5つ、ゾーンディフェンスの場合に3つくらいのシンプルなパターンです。

個人的にはセットオフェンスの数を増やすよりも、チームとしてLV3まで熟練したセットオフェンスをできるようなる方が試合で使えます。

ポイントガードがリードするセットオフェンス!

チームがセットオフェンスをする場合、非常に重要になるのがポイントガードのコールとリーダーシップです。

私の場合は、つぎの2点を考えてコールをしていました。

  • どのセットオフェンスが有効か(同じセットばかりに偏っていないか)
  • スムーズに5人のポジショニングを修正させること

1つ目は、相手のディフェンスと自分たちの力関係を把握して、効果的なセットを選んだり、同じセットオフェンスばかりで少し詰まっている場合は他のセットを使うなどハーフコートに入る前に考えています。

同じセットプレーを続けても良い?

もちろん効果的に得点を重ねられるセットオフェンスはずっと続けても良いです。

私が高校時代の試合で、UCLAカットからスタートするセットオフェンスをよく使っていたのですが、相手が全く対策をしてこず何回も簡単に得点が取れたので、ずっと続けたことがあります。

また相手が3-2のゾーンのときもローポストに一人立たせて、逆サイドからコーナー付近に移動しそこにパスをしてノーマークでシュートというセットオフェンスが非常に有効な試合もあり、繰り返し使い、省エネで勝利をしたこともあります。

セットオフェンスは試合で使えます!

セカンドガードからポイントガードを取組み始めた私にとって、チームがセットオフェンス中心だったのは非常に助かりました。

フリーランスのオフェンスと違って、セットオフェンスの場合は、動きが決まっている上にチームメイト全員が共有しているので、ポイントガードに求められるリーダーシップやゲームコントロール力も明確だからです。

まとめ

今回は、セットオフェンスについて、

  • セットオフェンスとはどういうプレーか?
  • セットオフェンスの練習方法と熟練レベル
  • セットオフェンス時にポイントガードがするべきことは?

など私のポイントガードとしてセットオフェンスに取り組んできた経験を元に記事を作成しました。

チーム力向上とポイントガードとしての役割を習うには、セットオフェンスは非常に有効だと思いますので、ぜひ頑張って取り組んでみてください。

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